1999.09 空中都市マチュピチュへ(ペルー)

夜になってやっとペルー第2の都市クスコに着いた。クスコは治安が悪いといわれており、夜の1人歩きはかなり危険らしい。ガイドブックを頼りにTAXIでペンション花田(日本人の常駐する安宿)へと向かった。宿のおじさんによると明後日からクスコ市内のストライキがあり、交通機関が麻痺するため目指すマチュピチュへ行くためには明日クスコを発たなければならない。とはいっても観光客用のマチュピチュの電車は予約が必要で明日の分はもう無理…という話をしていると、おじさんが「ローカルバスでクスコからオジャンタイタンボへ行き、そこで鉄道に乗り換えていけばいけるが、危険だからお勧めできないし電車の切符が買えるとは限らない」というのだ。しかし今後の日程を考えるとどうしても明日行くしかない、マチュピチュがメインの目的だし可能性にかけてみることにした。

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まだ夜も明けきらぬころ宿を出て、バスの発着所へ行き、運ちゃんに確認してバスに乗り込むことができ、約2時間でオジャンタイタンボへ到着。駅まで歩くと人がごった返している。旅行者やら地元人やら切符を買うために一つしかない窓口に群がっている。あっけにとられながらもこっちも切符を買わないわけにはいかず、割り込んでくる旅行代理店のガイドやおばさんを押しのけなんとか切符を買うことができた。オジャンタイタンボからアグアスカリエンテスへの電車の旅、このウルバンバ川と並行するように線路は走る。川は多種多様にその流れを変え、そのうねりの様は水色の大きな龍がいるかのようだった。

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昼過ぎにはマチュピチュ麓の町アグアス・カリエンテスに到着。アグアスとは「水」、カリエンテが「温かい」。その名の通りこの町には温泉がある。この温泉には大小数個の温泉があり、基本的に湯はぬるめ。ジモティも結構いて水着着用ではあるものの、裸のつきあいができる。町は駅を中心に広がっており、ホーム両側にぎっしりと土産屋やレストランが立ち並ぶ。この町には泥棒や悪人はいないらしく。宿の玄関は鍵があるのにかけない。特に何も無いけどのんびりできるかなりお勧めの町。

マチュピチュとうとうでました!
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空中都市マチュピチュ。インカ帝国がスペインの侵略を恐れ、周囲を高い山々に囲まれたこの場所に、女王を隠す為に作られ栄えた。侵略にあうことはなかったものの、女王は何処かへとその身を隠し、町も廃虚と化したのだ。1911年に発見されるまでマチュピチュは文明社会に知られることなくアンデス山上の深い霧の中に隠されていた。いつか訪れることを夢見たこの遺跡を目の当たりにし、その時の感動は今でも忘れられない。一日という時間の中でもその姿を変えるマチュピチュにいつかまた行きたい。いや、行く。
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マチュピチュからバスで山を下る道の途中運がよければグッバイボーイに出くわす。彼はバスが通ると道端で愛嬌ある笑顔で大きな口を開け「グッバ〜〜イ」と叫ぶ。バスのみんなも手を振りバスは坂を下り、カーブを曲がってまた下っていくと、また道端でバスを待ち構えて「グッバ〜〜〜イ」と、日本人観光客には「サヨナラ〜〜」と手を振ってくれる。道路よりはるかに近道の階段を使ってマチュピチュ訪問客を見送ってくれる。下りきったところでバスに乗り込んできて乗客から小銭をもらい、立派な仕事としているのだ。さすがに階段の上り下りを一日に何度もするのは無理があるらしく今彼には弟子が何人か付き、この技を伝授しているらしい。
posted by m2htd | Comment(2) | TrackBack(1) | 南米大陸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
とても良かったです。
Posted by 金城 花子 at 2006年02月28日 10:20
シンプルなコメント、ありがとうございます。
Posted by m2htd at 2006年05月29日 22:03
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マチュピチュ(ペルー)
Excerpt: 「マチュピチュ(ペルー)」に関連するブログ記事から興味深いものを選んでみました。...
Weblog: ブログで情報収集!Blog-Headline/travel
Tracked: 2005-06-14 20:52
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